ふむブログ

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個人事業、ガジェット、趣味、テクノロジー等気まぐれに発信していきます。

多種多様な働き方における重要な2つの事~ミレニアル世代を含む新たな働き方のスタイルに対応した評価について~

 

ふむです。

 

今回は、社会人として企業に属し働く方の「評価」について、これからの時代により必要となる重要な2つの要素と、評価とそれに紐づく行為からその2つの要素を満たすためにどうすればいいのかについて3つのポイントを話していきます。

 

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会社からの評価を何と捉えるか?

 「個人のパフォーマンス最大化を実現する人材マネジメントツール」

 

企業で働く価値というのは何も給与がもらえること、多い少ないだけではありません。間違いなく個人のあらゆる面で何らの成長が行える行為です。ここでは"自分らしく働き"ながらより個人のパフォーマンスを最大化し多種多様な働き方を推進する。その道具として、評価という行為を通じて何ができるのか?を考えていきます。

 

多種多様な働き方をする上で重要な2つの事

多種多様な働き方が生まれてくる中、より個人として成長を促すために評価という軸から以下の様な要素が大切である。と考えました。

  1. 評価が公平であること
  2. 評価が納得できるものであること

より公平で納得できたとき、会社にとっても個人にとっても成長が促される促進剤として評価が使えるということです。

ただし、あくまで主観的な話であり、つまりは本人がそう感じれるか?に掛かっています。

 

では公平で納得感のある評価にするためにできることはなにか?これからの時代に評価という役割について考え直すポイントはどこにあるか?考えていきます。

 

公平で納得感のある評価に必要な3つのポイント

個人として成長を促すために評価という側面からアプローチする方法として、以下3つのポイントがあると考えます。

 

生産性評価

従来の人事制度に対し、評価の項目に追加すべきもの。

1 on 1 ミーティング 評価期間(例えば期など)という過程における上司からのフォロー機会の増加。
360度評価 多面的に評価されることで、評価の内容(意見や表現)を多く取り入れ、自身の行動と照らし合わせより良い自分になるための工夫の機会を増やす。

 

まずは、主にミレニアル世代と呼ばれる比較的若い層を中心に世代の定義や世代が感じている評価への不安を考えてみます。

 

ミレニアル世代とは

ミレニアル期である西暦2000年以降に成人した多種多様な価値観を持つ世代です。2025年には世界の労働人口の75%をミレニアル世代が占める様になるとされてます。

 

ミレニアル期である西暦2000年以降に成人した、あるいはする世代で、1980~2000年代初頭に生まれた、かなり幅広い年代を指す。当初、マーケティング対象としてとらえどころのない世代として注目されていたが、現在ではコミュニケーションを重視し、多様な価値観を持つ世代という評価が定着してきた。スマートフォンや SNS を使いこなすデジタルネイティブ世代でもあるし、日本ではいわゆるゆとり世代がミレニアル世代に大きく重なる。2025年には世界の労働人口の75%をミレニアル世代が占めるようになる

 

https://swri.jp/article/564

ミレニアル世代は働き方改革に何を提言するのか? 

 

現状の評価に対する不満・不安

先のミレニアル世代は評価について制度としての課題=必ず上司からの一方方向での評価であること、プロセスとしての課題=「目標設定の難易度の不透明さ」「効率性の未考慮」「フィードバックの遅さ(半期や年度)」と言ったものを課題として感じています。

 

次に多種多様な働き方が増える過程で出てくる新たな問題を考えてみます

 

多様な働き方とは

一例として、2020年の新型コロナウイルスによる自粛が広がる中で、テレワーク活用の必要性が浮き彫りになりました。

これまでの「年功序列」「出社型の働き方」「紙文化」など絵に書いたような旧態な企業での働きかたでした。これからは、よりライフステージに合わせ、場所や時間に縛られず、また、複業(副業)により会社にも縛られない多様な働き方が受け入れられてきています。

 

評価が下がるのではないか?という不安

実は新型コロナウィルスによる自粛が推奨される前から多様な働き方を推進している企業もたくさんあります。がしかし、活用率が意外にも低いという事実があることもわかっています。例えばテレワークの利用率などのことです。

テレワークの利用率が低い理由として、利用者(従業員)が、「出社している人に比べ評価が下がるのではないか?」「近くにいてもらわないと状況が見えず評価しにくい」という、”不安”の声を社内でもよく聞きました。

旧態の働き方に慣れてしまった結果、場所/時間にとらわれており、幾ら企業が、多様な働き方を認め制度を整えても利用が進まないといったことがあります。

 

 

多様な働き方に対する評価のさらなる問題

事例として紹介したテレワークの話や、現状の評価に対する考えから考察すると、そもそも、評価への不安が拭えていない状況が、多様な働き方への変化を阻害している、と仮定した場合、以下のような変化と課題が出てくると考えます。

 

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最後にそれら問題を解決する処方箋として、評価に必要な3つのポイントを改めて考えてみます。

 

 

公平で納得感のある評価を受けたいという欲求

これまでの話から、評価が公平に行われているのか?、その評価が妥当で納得できるものなのか?更には自身の考え・理想が、会社から求められていることに、大きな乖離がないのか?という不安・不満が見て取れます。

 

ここで冒頭で紹介した「公平で納得感のある評価に必要な3つのポイント」を実施することで、これらの不安・不満が解消していけるのではないか?と考えます。

 

・生産性評価

・1 on 1 ミーティング

・360度評価

 

 それぞれについて説明していきます。

 

生産性の評価

従来の時間単価ではなく、生産性を評価の軸に加えよう、という話です。

生産性を企業の評価制度として組み込んだ事例です。

 

d.人事評価の見直し(生産性評価の導入)
人事評価に「生産性(投入した時間に対する成果)の視点」を導入し、「限られた時間の中でより高いパフォーマンスを発揮する(業績に大きく貢献している、お客さま・マーケット目線で新たな価値・サービスを創造している 等)」ことを評価(同一の成果であれば、より時間が短く効率的に働いている職員を評価)し、働く時間に制約がある職員を含めたすべての職員に対して、評価の公正性と納得感の向上を図ります。

 

住友生命保険相互会社

2019 年度 WPI プロジェクト(働き方改革)取組みについて

https://www.sumitomolife.co.jp/about/newsrelease/pdf/2018/190305.pdf

「生活残業」などと言った弊害をなくし、より公平で納得がある評価にしていく考えです。企業から見たとき単位時間当たりの生産性が高い人ほどやめてほしく無いと考える。当たり前のことです。また雇われ働く側としては無論、アウトプットにかけたコスト(時間)がより低い方が会社が求める能力が高いと判断されて然るべきです。

 

1 on 1 ミーティング

上司とのこまめな情報・状況の共有を通じ、自身の行動と会社が求めていることの乖離を発見し、乖離が大きければ軌道修正していく。

短い間隔でのフィードバックにより、「見てくれている」という思いから評価への納得感も高めていける。

例えば、上司は目線が異なります。これは企業内における情報量の差であり役職が上がるほど多く・広くなります。1on1での対話を通じ自身の主張と求められていることのGAPを認識し、軌道修正するのか?はたまたそれ以外の選択肢を取るのか?を納得した上で選んでいくことができます。

 

360度評価

多面的な評価とその可視化によく使われるツールです。その目的は大きく2つと考えられます。

  • 自身の行動改革の気づきの機会を増やす
  • 多面的な評価による自身の納得感の向上

どちらも上司からの評価(1度)ではなく、同僚、部下、案件メンバーなど多面からの評価を受けることで、自身の認識周りからの期待との乖離を浮き彫りにし、大きな乖離があると感じたら、自身の行動を改革する。その機会を増やすことを目的とします。

給与決定の材料に360度評価を導入した会社事例もあります。

 

価者と被評価者という区分は、あまり僕らの会社においては正しくない。「結局評価者って上司でしょ」となるので、そこに目線がいっちゃうと、やっぱりアトラエらしくないよねと。

じゃあどうするっていうと、まず周りの人に評価してもらえばいいんじゃないかという話になりまして。「それっていわゆる360度評価だよね」と決まっていきました。

被評価者が評価者を5人選んで評価をつけてもらっています。5人というのは、そのくらいがいいんじゃないかというだいたいの感覚です。

その評価者は全員後輩にしたらバランス悪いよね、でも全員先輩だと重いよね、うちの社長はエンジニアの技術分からないから社長に評価されるのはなぁということであれば社長を外してくれと。

 

アトラエの組織文化づくり③
「等級はない、評価は360度評価」

https://hrnote.jp/contents/b-contents-composition-aresugo10-190202/

 

 

今後は事例の様に、360度評価の結果を給与に結びつける工夫が広がっていくものと考えます。実際に私も個人的に会社の同僚、上司にお願いし、360度評価を実施しました。結果としては自身の行動を見直す機会を得た実感があります。

 ただし、まだまだアトラエの事例は特別だという思いもあります。実際の対価=給与を支払うための基準として給与制度に組み込むには、定量的な評価が必要です。

この点で評価者によるばらつき(故意の悪口など)が起きやすい360評価は、更にばらつきが少なくなる様な評価項目の信頼性を向上させる必要があると考えます。

 

公平で納得感のある評価を受けて働こう

評価される側は会社の評価制度を変えることは難しいですので、最終的には、自分が望む働き方で働ける職場への転職を促す事になってしまいますが、それも一つの手段です。

評価する側は、新たな働き方・スタイルに変わりつつ在る中で、まずはコミュニケーションを大切にしつつ個人個人の能力/意欲を評価していくことが今まで以上に大事であると考えます。

評価というものについては正解が無いのも事実であり、自分が如何に納得できるか?納得するにはどうすればいいのか?は個々人が考え続ける必要がある課題だと思いますので、その手助けになれば幸いです。

 

 最後に

今回、MINDSというMicorosoft社が主催する異業種連携によるミレニアル世代の働き方改革推進コミュニティに少しですが参加させていただいた経緯から得た知見も多く含めさせていただいてます。活動の普及のため、いくつかのページのリンクをつけておきますので、興味があれば御覧ください。

 

Facebook
https://www.facebook.com/MINDS2019/

 

 

MINDSレポート【第1回】 ミレニアル世代は働き方改革に何を提言するのか?
https://swri.jp/article/564

 

異業種連携によるミレニアル世代の働き方改革推進コミュニティMINDS 2019活動報告と継続のお知らせ<2月17日 プレスリリース全文>
https://note.com/minds/n/nd0d7583f5d48

 

ミレニアル世代の働き方改革推進コミュニティ「MINDS」発足、2020年に向けた理想の働き方を実践
https://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/1154550.html

https://note.com/minds/n/n2443a9df240b

 

スムーズビズ推進大賞
https://smooth-biz.metro.tokyo.lg.jp/award.html
https://smooth-biz.metro.tokyo.lg.jp/archive/example17_minds.pdf

 

 

当ブログに出ている、個人の能力とその優劣については、主観的な絶対値ではなく、属する会社から求められているものに沿っているか?という客観的な話と捉えてください。

 

テレワークの集中力をアップさせる!3つのオススメ方法!

ふむです。

 

今回は、集中力を高めるために実施すべき3つのことについて説明します。完全に私の個人主観によるものですが、テレワークや勉強など集中したい場面で参考にしてください。

 

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雨音で集中力アップ

1つ目は「雨音」です。おそらく皆さん、集中力を上げる工夫に音楽を取り入れている方は多いかと思います。私も自宅での作業に限界を感じた時、カフェなどで息抜きをしたり、カフェ音楽(JASS や Bossa Nova)や、ボーカロイド系の曲を聞いていました。

しかし、テレワークにより在宅勤務の機会が長くなり、飽きが来てしまい、なにか音楽を探していたところで出会ったのが「雨音」でした。一見単調ですが、音の起伏が少なく雑音も遮れるため集中力が向上しているなと実感するようになりました。

 


【リラックス脳波】 美しい雨の音 3時間 【ヒーリング】 Sound of Rain 3 Hours

 

雨音には「1/fゆらぎ」というリズムが含まれており、心拍など人体の動きのリズムに共通しており、リラックス効果が高いそうです。

また雨音には「高周波成分」が含まれているそうです。「高周波成分」は人間が聞き取れない高い周波数の音ですが、血行を良くしたり、リラックス効果が見込めるものだそうです。

 

筋トレで集中力アップ

2つ目は「筋トレ」です。と言ってもムキムキマッチョになるための激しいものではなく、息抜きとして腹筋、背筋、スクワットなどを5分ほど行う程度の筋トレです。

 

諸説ありますが、人間の集中力は持って45分~1時間程度であり、それ以上の連続作業は効率・生産性が悪くなります。その為一時間のうち5程度の休憩時間を作るべきです。その際、ただの休憩ではなく、少しでも体を動かす=少ないスペースでも可能な筋トレを行うことで血流を良くすることで集中力を回復・持続させます。

 

仮眠で集中力アップ

3つ目は「仮眠」です。食後や会議、集中しきった作業後など、明らかに集中力が低下していることを感じたら思い切って目をつぶり10分~15分程度の「仮眠」を取ることで集中力を回復させます。

12時~16時ごろに眠気のピークが来るよう体は作られています。これ以降の仮眠は返って体内時計を狂わせ、夜ふかしの原因となる場合がある様ですので気をつけてください。

 

最後に

いかがでしたでしょうか?世の中には集中力に関する研究や集中力増加の方法などは溢れていますが、私が実際に実施したもので効果が高く、簡単に実践できるものを紹介しました。

まだ、実践できていないのですが「瞑想」も非常に気になる集中力アップの方法であり、実践し効果があればご紹介したいと思います。

論点を明確にしよう!会議・打ち合わせの効率化

ふむです。

 

今回は、仕事上での会議やミーティングなどをより効率化するために重要な、「論点を明確にする」ことについてお話します。 

 

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なぜ論点を明確にすることが重要か

論点を明確にすることとは、「論点」が意思疎通の場において参加メンバーに「共有」されている状態のことです。

 

これは主に以下の2つの理由からです。

 

結論を出すまでの時間を短縮する

理解に齟齬をなるべく生まない

 

なぜ上記が理由となるか?をまずは論点とはなにか?から順に説明したいと思います。

 論点とは問題点、の先にある「結論と判断基準」

そもそもここで言う論点とはなにか?一般的には、

 

論点

議論の中心となる問題点。「論点から外れる」

※goo国語辞典https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E8%AB%96%E7%82%B9/

 

議論の対象となっている問題点。 「 -を明確にする」 「 -がぼやける」


※出典 三省堂大辞林 第三版について 情報 

https://kotobank.jp/word/%E8%AB%96%E7%82%B9-664106

 

とあります。上記の様に問題点のことを指すというのが一般的ですが、少し私なり解釈すると、問題点のその先にある「結論(決定したいこと)とその判断基準が何であるか?」という事です。その他に、その話題の背景や経緯、それを裏付けるファクトがあります。

また、意思疎通の場に参加するメンバーに「論点が齟齬なく共有されていること」も合わせて望ましいと言えます。これにより、参加メンバーが結論とそこへ至る過程について同じ方向を向いて会話ができることになります。 

 


なぜ、結論を出すまでの時間を短縮する、ことに繋がるのか?

 仕事上の同僚や上司、仕事の後輩、引き継ぎ先のメンバー、プライベートでも家族、友達など意思疎通を図ろうとする場面はいくらでもあるかと思います。

赤の他人であろうと、素人であろうと熟練の先輩であろうと目線の違う上司であろうと、論点を明確にし、これから何についてどこを目指して話しをするのか?を先に共有することで、話の発散やそもそも論といったようなことが起きにくくなり結果として、理解にかかる時間が短くなると考えます。

 

なぜ、理解に齟齬をなるべく生まない、ことに繋がるのか?

いくら会話・資料を用いても、対話の中では話が逸れてしまう、議論が発散してしまう場面はそれでも尚あると思います。

そこで、論点が共有されていると、「逸れている」「発散している」ことがわかりやすく、また、元の論点に戻ってきやすくなります。たとえ話が逸れていなくても、要所において、論点を再確認することで、結論とそれを導き出した判断基準について、その場の人と理解は自然と同調されてくるはずです。

 

資料は必要か?

資料はあくまで会話による意思疎通の補助ツールです。会話はかなりのスピードで話が進んで行きますし、自分で話を理解しつつ他人の発言等にも耳を傾けなければいけません。

また、会話だけでは時間が経つことで、論点を「忘れ」たり、「曖昧」になってしまうことも考えられます。また齟齬が無いと思ったが実は大きな勘違いをしていた、という危険も高まります。

このとき、会話とともに資料を付け加えることで、理解する負荷や、振り返り(の時間短縮)等に繋がると考えます。

 

資料を作るなら見た目は大事

論点が明確でいて、それが理解されている状態であれば、見た目より、文書構成・順序を気をつければ、Wordのような資料でも良いと思います。

論点や決定事項を強力に印象づけるにはプレゼンをする場面も出てくると思いますが、プレゼン資料としてパワーポイントを使う場合は、見た目は相当気にしたほうがいいです。見栄えや構成が会話とチグハグだと返って、理解を困難にしてしまう可能性もあります。

逆に言えば、見た目を気にするというのは、自身が伝えたいことをより正確に補足しようと意識することになり、結果自身の考えの整理や伝え方・伝わり方の勉強にもなりますので、折角なら資料を作り見栄えもこだわってみるのが良いと思います。

 

私が参考にしたYuta Morishigeさんの説明資料です。

資料・説明からみて非常に要点がわかりやすくものすごく勉強になります。

https://www.slideshare.net/yutamorishige50/ss-41321443

 

 最後に

いかがでしたでしょうか?今回論点の話をしましたが、誤解していただきたくないのは意思疎通には「会話」が必要であり、その効率化のための道具として「論点を明確にする」ことが大事という話でした。

個人的には必須と思いますが、論点の明確化のために資料を作ることはオススメです。アウトプットするという事は自分の理解に非常に役に立つため論点の明確化には資料へアウトプットはうってつけです。

 

皆様の仕事に少しでも役立てば幸いです。

 

祝!月間アクセス100突破!

ふむです

 

遅ればせながら、2020年5月末に月間ブログアクセス数が100回を突破いたしました!

ふむブログにアクセスしていただきました方、心より御礼申し上げます(_ _)

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早一ヶ月

ブログを2020年4月25日に開設してから早一ヶ月が経ちました。投稿数は合計8本と週一程度の投稿となっています。

 

アウトプットする大切さ

「Output-Driven Learning(アウトプットから始める学び)」。経験を自分のものにするには、見て聞いて実施して、最後にアウトプットすることが大事だと思います。

アウトプットできる環境に身を置き試行錯誤することでより学びが深くなる。私もブログを始めたり、自社内の勉強会の講師を担当したり、と今年はアウトプットの年にしようと考えてます。

特に、自身のアウトプットに対する厳しい指摘など、「目的=自身の成長」と捉えれば何ら問題なくなってくることを実感しています。

 

文章力は上がったか?

「上がった」と思います。。客観的な話ですので、自身がどうこう思っても評価自体はブログを見ていただいた方の目線となると思います。

が、文書構成やマインドセットの作り方、論点など人生に有意義な経験をしている実感はあります。

 

最後に

また、当ブログの開設のキッカケである「個人での資産運営会社建設」ですが、特に利益を上げてはいませんw が、これから経費申請や年度末の会計処理など未体験の手続きもあります。こちらも実体験を元にした個人での会計処理など、今後書いていければと思っています。

 

これからも皆様のお役に立てる話題を中心にブログを続けていきたいと思います。

 

 

Amazonはなぜプレスリリースを先に作るのか?

ふむです。

 

Amanazonはプレスリリースを書いてからプロダクト・サービス開発をしていく。ということを自社内の研修で知り興味が湧いたため、その目的や内容についてご紹介します。

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なぜプレスリリースを先に作るのか?

ミッション

amazon のミッションは「地球上でもっともお客様を大切にする」です。

すべてのプロダクトはこのミッションを達成するためであり、具体的に実現するための手段として「Working Backwards」という考え方/メカニズムを用いています。

 

お客様起点の逆算思考

 

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Working Backwards」は逆算思考であり、まずお客様を起点に、5つの質問からプロダクトを考えそれをプレースリリース化し、それを元にFAQを練り、ビジュアル化してお客様体験を詰め行くことで実際のプロダクト・サービスを作り上げていくというメカニズムです。

 

<5つの質問>
1. お客様は誰ですか?
2. お客様が抱える課題や改善点は明確ですか?
3. お客様が受けるメリットは明確ですか?
4. お客様のニーズやウォンツをどのように知りましたか?
5. お客様の体験が描けていますか?

第3回 Start UP :「MaaS 顧客体験アプローチ Working Backwards」

 https://consortium.monet-technologies.com/event/20191113

 

 

なぜ要件定義やパワポのプレゼンではないのか?

 作成されたプレスリリースは飾ったPowerpointやスライドは使わない。顧客目線を意識しながらプロダクト・サービスの完成形をイメージする意味がある。

 

企画会議では、6ページにまとめられたプレスリリースを模した資料を用意するらしい。それを、出席者が最初の20分をかけて読むことから始まる。パワーポイントなどスライドは使わない。これは、最初からプレスリリースの形にすることで、プロジェクトの完成形を作り上げ、さらに顧客目線を意識させる狙いらしいが、会議の冒頭で、出席者が資料を読むために20分間の沈黙を続けるというのはなかなか聞いたことがない。

「amazon 世界最先端の戦略がわかる」より

 

要件定義や、パワーポイントによるプレゼンが悪いというわけではない。 プレスリリースのほうがより「お客様目線での完成形」が意識できるということこそ、プレスリリースによる企画が素晴らしいところだと考えます。

 

組織の原動力

PMはロケーションもマーケットへの理解度も違う他国のTPMたちを動かさなければならない立場にあります。その中で誤解なく意思疎通をしようとなると、やはり「カスタマーにとっての利点は何なのか」を明確にするのが最も分かりやすい、ということになる。

そして、作ったプレスリリースが他のPMやシニアバイスプレジデントなどにも閲覧され、揉まれていくプロセスを通じて、「どの企画を先に取り組むべきか?」という会社全体での優先順位付けも進んでいく。 

「すべてプレスリリースから考えよ」アマゾンジャパンのPMに学ぶ仕事の流儀とキャリア展望【及川卓也のプロダクトマネジャー探訪】(https://type.jp/et/feature/2191/2)

 

そのプロダクトに関わる全ての人がカスタマーが喜んでいる姿を想像する。すごくワクワクすると思います。

特にシステム開発において、システム部門の顧客とはユーザー部署になりがちです。無論請負開発であれば、契約先のユーザー企業ということになりますが、少なくとも、エンドユーザー=本当のカスタマーに思いを馳せてはいけない理由はありません。

 

 

プレスリリースのフォーマット

amazon での プレスリリースのフォーマットを紹介します。

厳密には"Internal" press releaseとして社内向けのフォーマットのようです。(日本語訳しています。)

1) Heading(大見出し):ターゲット顧客が理解できる言葉でプロダクトを命名する。
2) Subheading(サブ見出し) :誰がどんなベネフィットを得られるかを1行で記述する。
3) Summary(サマリ):プロダクトとベネフィットを簡潔に記述する。
4) Problem(課題):プロダクトが解決する問題を記述する。
5) Solution(ソリューション):プロダクトがどうやって鮮やかに課題を解決するかを記述する。
6) Quote from You(提供側の声):プロダクトを提供している側からの声を記述する。
7) How to Get Started(始め方):使い始めるのが簡単であることを記述する。 
8) Quote from Customer(顧客の声):顧客(仮)がどうベネフィットがあったかを記述する。
9) Closing and Call to Action(クロージングと行動の呼びかけ):まとめと、読み手に次にすべきステップを記述する。

Amazon Has a Secret Weapon Known as "Working Backwards"--and It Will Transform the Way You Work

https://www.inc.com/justin-bariso/amazon-uses-a-secret-process-for-launching-new-ideas-and-it-can-transform-way-you-work.html

 

リーン・プレスリリースの事例

実際に、プレスリリースを早期に打ち出すことで差別化を図ろうとしている事例も在るようです。

『プレスリリース』は、新サービスの発表や新機能のリリース時に配信されることが多く、日経新聞などの大手メディアに掲載されることを狙ったり、ユーザ獲得、資金調達をやりやすくするなどの目的で活用される。

プレスリリースの新しい潮流。「想い」を伝える「リーン・プレスリリース」とは

https://type.jp/et/feature/2191/2

 
おすすめ書籍

amazon式の仕事は知れば知るほどためになる最先端の思考で溢れています。私が参考にしている書籍をいくつかご紹介します。

 

 

 

 

最後に

いかがでしたでしょうか?一般的には新規事業などのプロダクト開発の立ち上げ時を想定するものですが、逆に無い場合はカスタマーを本当に意識した企画ではないかもしれません。

私も実業務の中でプレスリリースを意識したアウトプットを作成している真っ最中であり、書けば書くほど気づきがあることに驚きます。

その他にも、組織論やチーム育成に関する記事もありますので是非参考にしてみてください。

 

humublog.info

 

 

humublog.info

 

 

仕事の効率を上げる!6つの習慣を付けよう!

ふむです

 

今回は、日々の業務やテレワークに限らず仕事の効率を上げて快適にするための「6つの習慣」についてご紹介します。

 

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早寝早起き

 理由は2つで、まずは早寝の習慣=「余計なことをしなくなる」からです。余計なこととはズバリ「テレビ」や「youtube」などを見なくなることです。

「テレビ」や「youtube」が悪という気は無いですが、自身の睡眠時間を削り、休息時間をあえて削ってまで見る必要は果たしてあるでしょうか?

早寝ができると、必然早起きになってきます。

2つ目は、早起きにより、自身が集中できる時間が増えるということです。誰もまだ起きてない静かな環境で、今日一日のタスクを纏めるもよし、音楽を聞いてリラックスするもよし、早めに仕事に取り掛かって、夜時間を作るもよし。と良いサイクルが出来上がってくるはずです。 

 

朝風呂

人間は寝ている時間、コップ一杯程度の汗を書くそうです。朝風呂に入ることで汗を流し、より頭を覚醒させることができます。

 

一杯の水

水分補給に加え腸の動きをよくし、自律神経も整える効果が期待できます。私はもっとシンプルに電車に乗る前に便を済ませたい。という思いからなるべく起きてすぐ内蔵を起こし、便を促せるように実施しています。(電車の中でお腹が痛くなるとキツイですよね。。。)

 

カーテンを開ける

人間の体内時計の調整に太陽光を利用する話は聞いたことがあると思います。

実際にテレワークを始めた当初はカーテンを開けずに業務していたのですが、開け始めてからの早朝の効率は断然違うと感じます。やはり部屋の光より、太陽光のほうがずっと明るくて効果が高いと思います。

 

最後の2つは特にテレワーク時にオススメ。

 

7時に業務開始する

シフト勤務の仕組みがある会社に勤めている方であれば、騙されたと思って実施してみてください。理由は2つあります

1つ目は、誰にも声や、メール、チャット、メンションが来ない環境での業務かつ早朝はメチャクチャ捗ります。午前は自身の仕事、午後は会議等に比重を置くようなタイムスケジュールにすると良いと思います。

2つ目は、終業を意識します。これまで通りの感覚だと残業時間が更に増え、心身への負担の増加や、36協定に抵触してしまい、会社から怒られる、などの弊害が出てきてしまう。あえて早朝シフトに変更することで、早朝の効率の良さに気づき、ダラダラ残業せずにいっそ思い切って切り上げて翌日に回す勇気が出てきます。

 

身だしなみを整える

これは特にテレワークに置いて重要かと思います。いい意味で「形から入る」という事であり、会社に出勤するのと同じ様に、ひげをそり、髪を整え、シャツを着て作業する。流石にスーツを着る必要はなく、部屋着をやめて外に出ても恥ずかしくない格好にしましょう。という意味です。

 

 最後に

いかがでしたでしょうか?ぜひ何か1つでもお試しいただき、皆様のお役に立てれば幸いです。

 

仕事の効率を上げる!HHKBが最高に使いやすい

ふむです。

 

今回は私が愛用するキーボードである「HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列/墨 」をご紹介します。

 

HHKB 

 

HHKBについて

HHKB

こちらが今回オススメする「HHKB Professional HYBRID Type-S」です。静電容量無接点方式、押下圧45gの疲れを感じさせない打鍵感に、コンパクトながらキーピッチ19.05mmを確保しキー間隔も非常にタイピングしやすく、USB接続とBluetooth接続(4デバイス登録可能)に対応したところが魅力的なキーボードです。

 

 

最強のメリット - とにかく疲れない!

私は今、「HHKB Professional HYBRID Type-S」を愛用しています。

伝統の「静電容量無接点方式」による「押下圧45g」ですが、非常になめらかかつ負荷の少ない押し心地です。本当に塵積ですが一日中キーボードを叩く仕事だと、明らかに疲労が軽減されます。それは身体的な物以外にも、「ストレス」と言う名の心の疲労も軽減されているからだと考えます。

 

静電容量無接点

 

一日のタイピング数は3,000~4,000回、多い方で10,000回以上あるそうです。また、一般的なメンブレン機構のキーボードでは押下圧60g程度あるそうです。 

仮に、5,000回と10,000回で比較したら、7,5kg , 15kgと指への負担は大きな差になります。

タイプ数(日)

HHKB(45g)

一般的な

キーボード(60g)

5,000回

225,000g

300,000g

75,000g(7.5kg)

10,000回

450,000g

600,000g

150,000g(15g)

「静電容量無接点方式」によるなめらかな打ち心地のおかげで、更に体感は軽く・ストレスなく感じます。

 

 

Fnキーの配置が絶妙に使いやすい

Fnキー+F1~F12キーの利用や、Controlキーの場所(ShiftとTabの間にある)、Enterキーのサイズが特に気に入っています。

 

おすすめの設定 - Google IMEのキー設定による日本語<>英字の超速切り替え

通常のキーボードの場合、日本語<>半角英字の切り替えを左上の「半角/全角-漢字」キーで行っていると思います。

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GoogleIMEの機能で以下の「Muhenkan」キーに「IME無効化」を割り当てること両手の親指で全角日本語と半角英字を変更することができます。

 

 

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Google IME のプロパティを開き、キー設定>編集の、 「Muhenkan」に「IMEを無効化」を割り当てます。 

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すると、両手の親指で「半角英字」と「全角日本語」を瞬時に切り替えれるようになります。 これめっちゃ楽になるので超オススメです!

 
持ち運びたくなるコンパクトさ!

カフェなどでちょっと勉強(決してドヤりたいのではない)したいとき、わざわざHHKBを持ち運んでるふむですが、それほどの価値を感じています。600gを切る軽さでサイズもA4の半分程度しか無いため持ち運びでかさばりが気になったことはありません。Zoff PC (メガネ) や MX Ergo (マウス) と比べるとコンパクトなことが伝わると思います。

 

複数デバイスも爆速切り替え可能

自宅では2台のPCを有線とBluetoothで接続しています。Fnキー+Cntorolキー+[1,2,3,4,0]の5つのキーで切り替えを瞬時に可能です。

 

価格はやはり高いが、一生モノと思えば割安?

はっきり言えば、人生において相当な割合を占めるであろうタイピング作業における、作業負荷・ストレスを考えたら、全く割安だと思います。

無論単純な値段で言えば3万円はくだらないため、高い部類だと思っていますが、それを補って余りある良いところがHHKBにはあります。

 

最後に

いかがでしたでしょうか?私も最初は値段に驚き、避けていましたが実際に利用する機会があり、その使い心地に感動してからというものHHKBを愛用しています。購入に悩んでる方の後押しと慣れれば幸いです。